千葉県香取市で行われている小見川祇園祭。
地元住民や伝統芸能団体の参加もあり、大人から子供まで楽しめるお祭りになっています。
小見川祇園祭の歴史と由来

寛永年間からの歴史を持つこのお祭りは、津島の祇園信仰に由来し、小見川の地域文化として息づいています 。
津島神社は愛知県津島市にあり、牛頭天王が祀られ、病気を鎮める神として古くから信仰されています。
平安時代後期から鎌倉・室町時代にかけて、神職が全国へ「勧進」して神札を配ることで、全国に信仰が広まりました。
小見川神社との関係は、この津島の祇園信仰に基づいており「疫病を鎮める」ために神輿を担いで町を巡ったり、祇園信仰の典型的な祭礼様式を受け継いでいるのです。
津島神社の夏祭りは津島神社の夏祭りは「尾張津島天王祭」と呼ばれ、国の重要無形民俗文化財に指定されるほど有名で京都の祇園社(現:八坂神社)と並ぶほどの影響力があったと言われています。
お祭りの見どころ
六町(小路・南下宿・北下宿・川端・仲町・本町)が豪華な二層式屋台を運行します。
1階がお囃子、2階は伝統芸能の舞台となり、各町の個性が光る屋台です。
また、屋台を交差点で水平に回す圧巻の技「のの字回し」が北下宿などで繰り広げられる様子は圧巻です。
夕暮れ時や夜は屋台につるされた提灯や街の灯りが幻想的な雰囲気を演出し、黒部川のイルミネーションも一緒に楽しむことができます。
開催詳細

開催日 | 2025年7月18日(金曜日)~20日(日曜日) |
会場 | 小見川駅前市街地 |
公式サイト | https://www.city.katori.lg.jp/sightseeing/gyoji/natsu/giommatsuri.html |
お問い合わせ | 香取市商工観光課 0478-50-1212 |
アクセス | 【電車の場合】 JR成田線「小見川」駅下車すぐ 【車の場合】 東関東自動車道「佐原香取」ICから約20分 |
※7月18日は神輿渡御の為午前中の実の開催となります。
※会場まで無料シャトルバスの運行あり
※当日は大変混雑することが見込まれます。
駐車場の準備もありますができるだけ公共交通機関などをご利用いただきますようお願いいたします。
まとめ
江戸時代という古くから伝わっている伝統的なお祭りに皆さんも参加してみてはいかがでしょうか?
屋台やお神輿以外にも、ステージイベントなども予定されているので是非参加してみてくださいね。