千葉県印旛郡栄町から繋がる新しい道として令和6年3月27日に開通した県道鎌ヶ谷本埜線バイパス。
そのの道沿いにひっそりたたずんでいる無人販売所に行ってみました!
クイックサーブにちょっと停まってみない?
その無人販売所はクイックサーブという名前で、なんといっても一番に目を引くのが青パパイヤの販売。
栄町の特産品である『どらまめ』やネギなどの新鮮なお野菜の販売やコーヒーの木など珍しいものの販売もしていました。
無人販売所になるため、お金のやり取りは貯金箱でおつりが必要な場合だけ記載してある電話番号に連絡する形になります。
場所はどの辺?
クイックサーブの場所は、栄町の安食方面から新しく開通した県道鎌ヶ谷本埜線バイパスの道沿い。
視界も良好で田園風景が広がり、サイクリングロードにもなっていて休日の晴れた日には多くの自転車が行きかっています。
また、このバイパスのおかげで、印西方面へお出かけしやすくなりました。
青パパイヤってどんな食べ物?保存方法や下処理は?
日本ではあまり見かけない食べ物の青パパイヤ。
皆さんは正しいや保存方法や下処理方法などご存じでしょうか?
ここでちょっとだけ青パパイヤについてご紹介します。
青パパイヤの原産地
青パパイヤは、熱帯地域の暖かい場所で栽培されていることがほとんどです。
例えばフィリピンやタイ、メキシコなどでも栽培されています。
海外などでは一般的な食べ物で、青パパイヤを使った伝統的なお料理もあります。
青パパイヤはスーパーフードなの?
青パパイヤがスーパーフードであるというお話を皆さんは聞いたことがあるでしょうか?
調べてみると、青パパイヤには様々な効果があることがわかりました。
皆さんが知っているパパイヤは黄色だと思います。
この黄色いパパイヤは十分に熟した状態で、青パパイヤは熟す前の状態のパパイヤを収穫しています。
熟す前の緑色のパパイヤにはビタミンCや抗酸化作用、食物繊維、酵素が豊富に含まれています。
特に酵素であるパパイン酵素はたんぱく質を分解する力が強く、消化を助ける働きがあり胃腸の動きを助けてくれる効果もあります。
また、栄養価が高いだけではなく低カロリーで抗酸化作用もあり、美肌やアンチエイジングの効果も期待されている食べ物なのです!
青パパイヤと黄色いパパイヤの違いは?
1. 熟成度
- 青パパイヤ
未熟な状態で収穫されたものです。
皮が緑色で、果肉も固まってシャキシャキとした食感が特徴です。 - 黄色いパパイヤ
完熟した状態で皮が黄色やオレンジ色に変わり、果肉も柔らかく甘みが強いです。
2. 味と食感
- 青パパイヤ
甘味はほとんどなく、ほんのり苦味や酸味を感じることもあります。
サクサクした食感で、炒め物やサラダ、漬物などの料理に適しています。 - 黄色いパパイヤ:
甘く、トロピカルフルーツらしい香りと柔らかな食感が特徴です。
そのままデザートとして食べたり、スムージーにしたりするのに向いています。
3. 栄養素と健康効果
- 青パパイヤ
ビタミンCや食物繊維、そして「パパイン」という消化酵素が豊富です。
特に、パパイン酵素はたんぱく質を分解するため、消化を助けたり胃腸の働きに役立つとされています。 - 黄色いパパイヤ
ビタミンA(βカロテン)、ビタミンCが豊富で、美肌や免疫力向上に役立ちます。
熟すと甘味が増し、エネルギー源としても優れています。
4. 用途
- 青パパイヤ
サラダ(例:タイの「ソムタム」)や炒め物、スープ、漬物など、野菜として料理に使えることが多いです。 - 黄色いパパイヤ
デザートとしてそのまま食べたり、ジュースやスムージー、フルーツサラダなどにも使われます。
熟した状態でも熟す前でも栄養価が高く、様々な効果が得られるということからスーパーフルーツと呼ばれ非常に魅力があることがわかりましたね!
ちょっと待って!青パパイヤを調理する前に。
日本ではあまり見かけない青パパイヤ。
実は調理する前に少し注意したほうが良いことがあります。
皮むきと下処理
必ずゴム手袋と流水で流しながら皮をむく!
青パパイヤの果汁にはたんぱく質を分解する酵素が含まれています。
この酵素成分が直接肌に触れるとかぶれやかゆみが起こることがあります。
塩もみで苦味を考える
調理前に塩もみをして水分とアクを抜くこと!
青パパイヤは少し苦味があることがあります。
切った青パパイヤに少量の塩を振って軽くもみ、水分が出たら絞ってさっと洗います。
そうすることで苦味が和らぎ、食べやすくなります。
※塩もみでなく水にさらしておいても効果がしっかりありますよ。
調理後すぐに食べる
青パパイヤを使ったお料理は時間経つと水分が出やすく、青パパイヤ特有のシャキシャキ感が失われてしまうこともあります。
青パパイヤの保存方法は?
青パパイヤは丸ごと保存する場合は野菜室で問題ありません。
しかし、低温障害を起こしやすく乾燥に弱いので冷蔵庫に入れる前にキッチンペーパーで包んでポリ袋に入れましょう。
丸ごと野菜室で保存する場合は焼く1週間ほど保存が可能です。
青パパイヤは冷凍できる!
青パパイヤは大きさ的にかなり大きめサイズなので、一度に食べてしまうのは難しいかもしれません。
そんな時こそ冷凍保存!
青パパイヤは下処理をしっかりすれば冷凍保存が可能です。
下処理をしっかり行った青パパイヤをよく水分をふき取ってから1回分ずつラップで包みます。
サラダや炒め物、カレーに入れたりすることもできるので千切りの他にもちょっと厚めに切ったものも準備しておくと料理の幅が広がりますよ。
ラップにくるんだ後冷凍保存用袋(ジップロック)に入れて冷凍庫に入れましょう。
保存期間は約1か月ほどです。
サラダなど生で食べる場合は冷蔵庫で自然解凍し、炒め物など火を通す場合は凍ったまま使って問題ありません。
まとめ
青パパイヤには驚きの効果があることがわかりましたね!
健康のためにも皆さんの食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか?