多古町で江戸時代から続く夏の風物詩多古祇園祭。
千葉県無形民俗文化財にも指定されている「しいかご舞」も披露され、毎年多くの人々で賑わいます。
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多古祇園祭の歴史としいかご舞

このお祭りの始まりは不明とされていますが、使用されている猿の面の箱が気に「天明元年(1781年)」の年号があることから、江戸時代中期から始まったのではと推測されています。
舞は氏子三町(本町・新町・仲町)から選ばれた若衆が、猿・獅子・鹿・まんじゅう(雨蛙)などの面をつけ、笛の調子に合わせ、足を踏み鳴らし身振り手振りで踊る素朴な踊りでありながら、迫力と伝統が感じられます。
このお祭りは豊作、悪病退散、子孫繁栄の願いが込められた農民神への奉仕で、お祭り当日は佐原囃子に合わせ、四町の山車が引き回され万余の観客で賑わいます。
多古祇園祭開催詳細

開催日 | 2025年7月25日(土曜日)~26日(日曜日) |
開催場所 | 多古町多古 八坂神社周辺 |
交通規制について | 25日及び26日は夜間、開催場所周辺で交通規制が行われます。 詳しくはこちら↓ https://www.town.tako.chiba.jp/docs/2025062600027/ |
アクセス | 【車】 東関東自動車道成田ICより約20分 東関東自動車道大栄ICより約20分 圏央道松尾横芝ICより約25分 【電車・バス】 ・JR・京成「空港第2ビル」駅直結 成田空港第2ターミナル13番バスのりば発 多古-成田空港間シャトルバス(道の駅多古行・多古町役場前行) 「多古町役場前」下車 徒歩約5分 ・芝山鉄道「芝山千代田」駅より徒歩約2分 「整備地区」バス停より多古-成田空港間シャトルバス(道の駅多古行・多古町役場前行) 「多古町役場前」下車 徒歩約5分 |
公式サイト | https://www.town.tako.chiba.jp/docs/2018012900186/ |
まとめ
江戸時代から受け継がれてきた伝統的なお祭りです。
日が沈んで涼しくなり、外にも出やすくなったころに始まるにぎやかなお祭りに皆さんもぜひ参加してみてはいかがでしょうか?